eRendererは、デジタルサイネージ環境における映像送出の可能性を大きく拡張する映像配置レンダリングソフトウェアです。 直感的な操作で複数の映像を自由に配置して1つの映像に纏める事ができ、映像送出システムの負荷を大幅に軽減します。 「誰でも、簡単に、すぐに使える」をキーワードに開発した直感的なユーザーインターフェースと、多様な入出力配置を可能にしたデザインエディタコアエンジンを搭載。 複数映像入力、複数映像出力をシンプルな操作で実現するソフトウェアが出来上がりました。
出力動画ファイルの解像度を自由に設定した上で、複数の動画ファイルを入力して自由にレイアウトできることから、LEDのように柔軟な解像度で構成されるシステムでの最終コンテンツ生成に最適です。 素材映像を複数のLEDディスプレイに分割して送出する場合に便利な機能として、レイアウトした入力素材を、複数の出力ファイルに分割出力することも可能です。 印象的なディスプレイ配置を汎用サイネージシステムと組み合わせて簡単に実現できます。
eRenderer とは、映像素材のレンダリングを行うソフトウェアです。 複数の動画を簡単に1つのファイルに統合できるので、再生でズレないシステムの構築に便利。 映像を自由にスケーリング配置できるので、特殊な解像度のデジタルサイネージでも安心です。 テンプレート機能で編集作業負荷を軽減し、現場の人が安心して毎日の仕事に取り組めます。
eRendererに搭載されたデザインエディタは、複数の動画を一挙に書き出すユニークな映像送出を簡単に実現するレイアウト機能が搭載されています。 例えば、大きな映像素材を複数のディスプレイに分割して送出するようなケースにも対応。
画面内で実際のレイアウトを確認しながら、一気に複数の動画ファイルを生成できるので、仕事がサクサク進みます。
目を引く広告で新しい可能性を創り出すのが、eRendererの役目です。 複数のディスプレイを効果的に使う事で、「おっ?」と立ち止まらせる効果が得られます。
1つの映像をディスプレイに跨ぐ形で複数のファイルに分割レンダリングも可能。 レイアウトはGUI上のマウス操作で簡単に実現できます。
eRendererに搭載されたデザインテンプレート機能を使えば、慌ただしい現場で細かな操作を繰り返さなくとも、簡単に決められたレイアウトの映像を作り出す事ができます。
ワンクリックでデザインを編集中のプロジェクトに反映、あとは映像ファイルを選択すれば、直ぐに送出可能な映像ファイルを出力できます。
デザインテンプレートは、プロジェクトをそのまま保存する形で自作もできます。 特定のレイアウトを何度も繰り返して使用したい場合、デザインエディタで作成した配置をユーザテンプレートディレクトリにそのまま保存するだけ。 簡単にテンプレートを追加して作業手順を削減できます。
設置するデジタルサイネージ環境に合わせてデザインテンプレートを作成しておけば、レイアウトの切り替えもワンクリック。 レイアウトさえ決まれば、後は中身の映像ファイルを指定するだけでレンダリングの実行が可能になります。 ここまでの作業はわずか数秒。どんなに忙しい時でも余裕の対応を実現します。
eRendererには、マウスを使った直感的な操作で誰でも簡単に映像を構成できるデザインエディタが搭載されています。
デザインエディタでは、映像ファイルを直接画面にドロップする事で映像を配置でき、操作に戸惑う事もありません。 ディスプレイを配置し、ビデオをその上に並べて、後はファイルを指定すれば完成。 誰にでもすぐに作業が完了するように設計しました。
細かな調整が必要な場合にはアイテムプロパティ画面で直接数値を入力可能。 大雑把に映像を並べて雰囲気を見たい時にも、細かな調整を経て最終出力を得たい場合にも、どちらの場合でも的確な操作を可能にしました。
eRendererには、現場での操作を確実にサポートするデザイン検証機能が搭載されています。 デザイン検証パネルに表示されたメッセージに従って操作する事で、次にどんな操作をすれば出力ビデオファイルを得る事ができるのか明確になります。 操作に慣れていない方でも、一つずつ手順を経る事で簡単にゴールに辿り着けます。
eRendererのデザインエディタには、プラグイン機構が搭載されています。
このプラグイン機構は、ソフトウェア本体機能を使ったオートメーションを可能にしており、様々なユニークな機能を後から供給できるようになっています。 グリッドビデオプラグインもその一つ。 このプラグインは、ディスプレイサイズと入力ビデオファイルを指定すると、指定したレイアウトでビデオファイルを使ってグリッド上の表示を自動配置してくれるというもの。
従来手作業で一つずつ配置しなければならなかったものを、完全に自動で配置してくれる優れものです。 プラグイン画面で必要な入力情報を設定したら後は「実行」ボタンを押すだけ、簡単にグリッド映像が得られます。
eRendererの自由度の高い内部ビデオ入出力設計により、複数ビデオファイル出力をワンクリックで可能にしました。
ひとつの映像が複数のディスプレイにまたがるようなデジタルサイネージ環境を構築する場合、映像素材を切り出してディスプレイに割り当てる事前のコンテンツ制作が必須です。 eRendererを使う事で、このような事前の映像制作プロセスを極限までシンプルにできます。 デザインテンプレート機能と組み合わせて運用する事で、現場でも簡単に映像を再編成でき、少ない時間で数多くの対応を可能にしました。
上記のように、2つのビデオ映像ファイルを3つのディスプレイに渡って横断的に表示する場合でも、eRendererなら簡単。 画面に実際のディスプレイを見立てたディスプレイアイテムを配置し、その上に映像素材を見立てたビデオアイテムを配置するだけ。 ファイルを指定すればすぐに書き出して映像ファイルを得られます。 ここまで簡単な操作で充実な入出力を実現できるソフトウェアは他にはありません。
薄暗い編集室やデジタルサイネージ環境のバックヤードでも視界を邪魔しません。
eRendererのGUIデザインは、編集環境との親和性にも十分に配慮し、黒基調のユーザーインターフェースを採用。 薄暗い編集室やデジタルサイネージ環境のバックヤードでも視界を邪魔しません。 作業に必要な操作子を画面のすぐ手の届くところに配置し、作業時間の短縮に配慮。 ソフトウェアに触れている時間を少なくすることで、現場負担を最小限にします。
入力ビデオファイルの確認が必要な場合、組み込まれたミニビデオプレイヤーが便利です。 再生ボタンをワンクリックするだけで簡単に映像を確認できます。 映像部分をダブルクリックすると即座にフルスクリーンで表示でき、映像の細かな部分の確認作業にも適応。 わざわざ外部の再生ソフトウェアを立ち上げる必要もありません。
解像度や長さ、作成日や最終更新日などの確認もできます。
クラウドを使ったファイル同期サービスとの連携にも配慮。
プロジェクトと使用するビデオファイルをファイル同期サービスのディレクトリに配置する事で、遠隔地とのプロジェクト共有を可能にしました。
プロジェクトを共有しての事前確認ワークフローを構築する事で、コンテンツ送出前の打ち合わせや確認などにも御利用頂けます。
ディスプレイの配置を設定する時に、電卓が必要になった事はありませんか?
eRenderer version 1.2.0から、アイテムの設定値を入力する部分をダブルクリックするとミニ計算機を起動するようになりました。 ディスプレイの個数から配置位置を計算する場合に便利です。 ミニ計算機では四則演算の他にかっこを使った表現も使用できます。
eRenderer version 1.1.0から、ビデオアイテムに設定したビデオファイルのサムネイルをGUI画面上で確認できるようになりました。
従来のビデオアイテムは単にオレンジ色で矩形が表示されるのみでしたが、これからのeRendererでは、GUI画面上で最終出力形式をより鮮明にイメージできるようになりました。
沢山の映像素材をタイル状に配置する場合、実際に並べた結果を見ないと確認が難しい場面が多々あります。 ビデオサムネイル機能によって、レンダリングをする前の段階からレンダリングの仕上がりを確認でき、安心して作業に取り組めます。
eRenderer version 1.1.0で初めて登場したGrid Videoプラグインは、高精細デジタルサイネージ環境向けに追加された強力なツールです。
沢山の映像が搬入され、それらをタイル状に配置する場合でも操作はいたって簡単。 僅か数クリックで目的の映像をレンダリングできるようになりました。
Grid Videoプラグインは、様々な解像度のサイネージ環境でビデオの配置を素早く実現する最適なツールです。 横長のディスプレイに映像を複数並べる場合や、一般的なアスペクトのディスプレイに映像をタイル状に並べる場合など、頻繁に現れる利用シーンに欠かせません。
eRenderer version 1.1.0で初めて登場したText Videoプラグインは、ユニークな高精細デジタルサイネージ環境を実現する新しいツールです。
文字列とビデオファイルを与えると、与えた文字列に従ってビデオアイテムを自動配置。 数百に上るビデオを高精細デジタルサイネージ大型ディスプレイに今までにない形で送出できます。 例えば、地域の季節の織り成す景色を使って、様々な魅力を魅せるサイネージはいかがでしょうか? こういった表現もeRendererなら数クリックで実現できます。
動画ファイルをドロップして文字列を入力、後は実行ボタンを押すだけで処理は完了します。
eRenderer version 1.1.0から、アイテムのロックとアンロックをデザインエディタ内のアイテムに一挙に適用可能な操作が追加され、より便利に編集作業を実現できるようになりました。
アイテムのロックとアンロックは、対象アイテムの種類を選択して実行できます。
例えば、厳密に調整したビデオアイテムは移動させたくない、とか、ディスプレイはサイズが決まっているので固定しておきたいなど、特定のアイテム種別のみにロックを適用できます。 デザインエディタ内の全てのアイテムに対する操作も可能。 どんな時でも安心して作業を継続できます。
eRenderer version 1.0.0で改善されたドラッグ&ドロップ機能により、ビデオファイルを直接デザインエディタにドロップしてビデオアイテムを配置できるようになりました。
ドロップした位置にビデオアイテムが存在する場合、既存のビデオアイテムの入力ビデオファイルを設定できるようになりました。 この機能改善によって、従来より直感的に映像ファイルの指定が可能になり大幅に利用しやすくなりました。
デザイン検証パネルでメッセージをダブルクリックすると、対象アイテムが選択状態になるようにしました。 従来は具体的にどのアイテムが警告状態やエラー状態なのか分かりづらい問題がありましたが、このアップデートによってデザイン修正が敏速に可能になりました。
また、従来のバージョンはデザイン検証処理をアイテムの変更が加わった瞬間に毎回実行していました。 つまり、アイテムを1ピクセルでも移動させるとデザイン検証処理を実行していたため、アイテム数が増えると体感上の性能を大幅に下げる結果を生んでいました。 新しいバージョンでは、デザイン検証処理の遅延実行回路を追加、適切な頻度でデザイン検証処理を実行するように改善しました。
項目 | 仕様 |
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対応オペレーティングシステム | Windows 10 64ビット / Windows 11 64ビット |
対応CPU | Intel Core series / Intel Xeon series / AMD可 |
最小システムメモリ容量 | 8 GB (プラグイン機能使用時16GB以上推奨) |
最小ディスプレイ解像度 | 1920x1080 |
データ入出力ディスク種別 | SSD必須 |
ビデオアイテム入力ファイル形式 | .AVI / .MOV / .MP4 / .MPG / .MPEG / .WMV / .WEBM |
イメージアイテム入力ファイル形式 | .BMP / .PNG / .JPG / .JPEG / .TIF / .TIFF / .WEBP |
ディスプレイアイテム出力ファイル形式 | .MP4 (H.264) |
アイテム横方向最小サイズ | 16 |
アイテム横方向最大サイズ | 7680 |
アイテム縦方向最小サイズ | 16 |
アイテム縦方向最大サイズ | 4320 |
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